ダンスレッスン中
「お腹を使って〜!」とか「お腹が抜けてる〜!」
なんて言われた事ありませんか?
そもそもお腹を使う目的は?
使っている状態ってどんな感じなのでしょう…
お腹を使う事の1番の目的は、骨盤を安定させたり自分の意思で動かすためです。
身体の中心である骨盤をコントロールする事ができればバランスが取りやすくなり、バランスが崩れても立て直すことができます。
身体の中心を動かすことができると、その動きは波動のように背骨・四肢に伝わり無駄な力を使わないで踊ることができるようになってきます。
骨盤周りの筋肉で代表的なのが、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋がありコアとかインナーマッスルなんて言われています。
骨盤を前から、後ろから、下から、バランス良く支えるために必要な筋肉です。
「お腹を使って〜」のお腹は腹筋群の中でも奥の方にある腹横筋です。
では、使っている状態ってどんな感じなのか。
お腹をギュッとへこましたり、固めたりするのはちょっと違います。
お腹をギュッと固めてしまうときに働く筋肉はアウターマッスルと言われる腹直筋。
ここが働いてしまうとインナーマッスルは働き難くなります…
写真撮影の時にはこれで構いませんが、踊っている時にこのアウターマッスルが働くと、身体の動きが固くなり伸びやかに動くことが難しくなります…
インナーマッスルを使っている時の感覚は、お腹の奥の方で縦にゴムを引っ張り合っているイメージでしょうか。
力を入れすぎず、固め過ぎずがポイント。
この感覚を掴むためにレッスンの前半ではピラティスのエクササイズを取り入れています。
しなやかに動くための土台を作ってから踊りのレッスンに入ります。
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